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どうせなら笑って過ごそうよ!

闘う杏子さんのお話 日常の中の笑いの数々 笑って過ごしても泣いて過ごしても同じ一生。それなら笑って過ごしたい!

くねくね足踏みに潜む 迫りくる危機

周りに小さい子のいる人は
よーく分かると思う

本屋の絵本コーナー
私の大好きな場所

3-4歳の男の子が
一人で
ピアニカ付きの絵本で
一心不乱に遊んでいる
本なのに
鍵盤押すといろんな音がでるから
楽しくて仕方ない様子

お母さんはどこだろう?
たぶん近くにいるのは間違いない

その時
私は見逃さなかった

その子は
くねくねしながら
足を交互に挙げている

これは
おしっこ我慢のポーズだ!

その頻度から
かなり切迫しているのではないかと
私は思った

お母さんはどこだろう?

子供というのは
おしっこを極限まで我慢する

なぜなら
それが極限だとわかっていないから

たぶん
ちょっとした衝撃で
ダムは崩壊することだろう

ことの重大さに
他人ながら結構あせった

そして
間もなく
本を買っていたと思しき
その子の母親がやって来た

「あらあら その本面白いの?」

のんびり声をかけている

子供は

「ママ おしっこ!」

と普通に言う

「まさか我慢してたの?」

お母さんの問いかけに

例の
くねくね足踏みで
うなずく子

お母さん
その子をささっと抱えて
たぶんトイレに向かった

私はその後を見届けていない

その危機は脱したと
心底願っている

ちょっとした尿意でも
まずはトイレに言っておこうと
ある意味
人生の教訓となった光景だった

もう
結構いい年なのに私…