どうせなら笑って過ごそうよ!

闘う杏子さんのお話 日常の中の笑いの数々 笑って過ごしても泣いて過ごしても同じ一生。それなら笑って過ごしたい!

じっちゃまん☆ロックオン!(ヒーローの弱点)

いろりが幸せを感じる時。
それは、ばあさんに髪を切ってもらう時。
天気のいい日に庭に出て、昔から使ってる水色のケープを巻いて、
超切れのいいはさみを持ったばあさんに命を預ける。
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大げさじゃない。
信頼する、愛するばあさんだからこそ任せられるのだ。
いつ敵に襲われるかわからない身の上。
戦いにつかれた身をしばし休めるいろりだ。

たまたま、そこに居合わせたりょーすけが言う。
「ぼくも大ばあちゃんに髪切ってもらうのがいいな。」

いろりはぴしゃりと言う。
「だめだめ、ばあちゃんは俺の専属だからね。」

そんな会話を交わしてると、突然
「ぎゃっ!切っちゃった。血が出てるぅ。」
とばあさんが言った。
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それを聞いたいろりの表情が一変した。
「痛いっ!ばあさん!早く消毒してばんそうこう貼ってぇーーー。」
それはそれは騒ぐ騒ぐ。
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「ローリー落ち着いて。」
りょーすけが声をかける。
いろりまったく聞いてない。
「痛い!痛い!」
いろり、もっと騒ぎまくる。
「いろりさんが痛いわけないでしょ。私がちょっと指切っただけよ。
ほら!」
ばあさんが言った。

その瞬間、いろりの表情がピタッと止まる。
「え?俺じゃないの?あ、そう言えばどこも痛くないかも。」
ばあさんどころかりょーすけまで、あきれて自分を見ていることに気が付いたいろり。
しかも無言で。
せめてマメゾーに癒しを求めたが、なんだかマメゾーまであきれているような…
あきれ果た3つの顔が道路の信号のように並んでいる。
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とりあえず、空なんか見てみるいろり。
雲一つないし、鳥さえ飛んでない。
このまま来週になってないかなと無駄な祈りを心で唱えるいろりだった。
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発覚してしまった。
ヒーローは血に弱かった。
血に弱いというよりは、「血が出た」という言葉だけで倒されるようなポンコツだったわけだ。
こんなんでいいんだろうか?

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