どうせなら笑って過ごそうよ!

闘う杏子さんのお話 日常の中の笑いの数々 笑って過ごしても泣いて過ごしても同じ一生。それなら笑って過ごしたい!

よだれ隠ぺい工作

私は今歯の矯正中。
なので口に締りがない。

去年のことだが、会社で超一心不乱に仕事していた時、
迂闊にも、机によだれがポトッと一滴落ちてしまった。
私、これでも結構いい大人です。
思わずあたりを見回した。
たぶん、誰も見てない。
ウエットティッシュで拭きとった。

今日自宅でパソコンでメールを送ろうとした時、
またやってしまった。
家でよかった!

そして思い出した。

あれは遠い昔。
高校生の頃。
つまらない授業だった。
私は隣の友達とメモでプチ文通をしていた。
だって、暇すぎて。
そのうち、友達の方が気がついた。
前から3番目の席の女の子。
机に頭だけのっけて爆睡していた。
顔は右向き。
口は大開。
そして、その口のあたりに。
プチ湖。
通称、よだれ湖。
隣の友達と楽しくウォッチング。
そのうちその子は目を覚ました。
というか、目を開けた。
明らかに、自分の顔の近辺のよだれ湖に気がついた。
どうするか?
彼女は、その寝たままの態勢で、
制服のポケットから、こっそりとハンカチを出した。
そして、誰にも気づかれないように、
そのハンカチで湖を隠ぺい。
その後、何事もなかったように顔をあげた。

ごめんね~。
たぶん見てたの私と友達だけじゃないと思う。
傷つけたくなくて言わなかっただけ。

元気かなぁ?あの子。