どうせなら笑って過ごそうよ!

闘う杏子さんのお話 日常の中の笑いの数々 笑って過ごしても泣いて過ごしても同じ一生。それなら笑って過ごしたい!

光は世界を救う

それは夏の始まりの頃。
連日の猛暑で疲労感が半端ない。
ちゃんと栄養を取らないと夏を乗り切れないと思った。
やっぱりタンパク質は卵よねー
良い卵を食べよう!
6個で300円もするヨード卵光を食べ始めた。
毎朝一個目玉焼きで食べる。
信じる者は救われる。
これで夏バテは回避だ!
たぶん。
目に見えて分かることじゃない。
まぁとりあえず元気だからいいじゃないか。
そして生活費を稼ぎに行く。
混んでる電車だってがんばれる。
だって私はヨード卵光を食べてるから!
優先席のそば。
席が空いた。
でも私は座らない。
だって良い卵食べてるもん。
で、その辺のおじさんに座ってもらう。
そのおじさん一応私に感謝の意を表す。
上目づかいで私をみる。
すまないねぇ お嬢さん。
そんな場面。
のはず…
なのに
私を見るなり、吹き出しそうな顔になった。
一応感謝の表情はしたようだけど
そのあと下向いて笑いが止まらない様子のおじさん
肩が震えている。
なんで?
私変な顔?
マスカラがにじんだか?
口紅がはみ出したか?
眉毛がないか?
気になる。
でも誰も私の顔見ては笑っていなかったと思う。
気になりながらも会社に着いた。
とりあえずトイレへ行く。
鏡で自分の顔を見る。
おかしくないぞ。
なんだろう?
まぁいいか。
とりあえず、髪の毛をちょっと整えて…
と思って両手で手櫛した。
その時見つけてしまった。
私の右ひじのちょうどいいところに、
赤地に金文字で光と書いたシールが…
そうそれはヨード卵光に一つ一つについているシール。
見事に私のひじをデコってた。
吊革につかまった状態の私。
それを上目づかいで見ないと拝めない
レアな光景。
あーん。
恥ずかしいったらありゃしない。

そして、ヨード卵光は一部の世界を笑いでうるおした。
栄養以外の効果もあった。
素晴らしい卵。