どうせなら笑って過ごそうよ!

闘う杏子さんのお話 日常の中の笑いの数々 笑って過ごしても泣いて過ごしても同じ一生。それなら笑って過ごしたい!

闘う杏子さんのお話 はじめから

エピ58 杏子の細胞活性化計画

杏子は仕事している時、あまり時計を見ない。 楽しいときには時計を見ないと言われているが、 杏子は仕事を楽しんでいるということなのだろうか? それとも時間に追われていないからということなのだろうか? 杏子が一つだけ確信を持って言えることは、自分…

エピ57 ほうれん草と青いクマ

寄せては引き、引いては寄せる波のように、あの袴田さんの結婚披露パーティのことがフラッシュバックする1週間を何とか乗り切った杏子。 あの時は笑の渦の中で、杏子の気持ちも紛れていたが、そんなに簡単に頭の中から消えるものではないことが分かった。 …

エピ56 - 場違いな言い間違いの連鎖 

忘れたいことは、忘れたいと思っている間は絶対に忘れることができない。 時間という薬は知らない間に効いているのだ。 努力して忘れるということはあり得ない。 そもそも、杏子が今の立場に至る発端は、「忘れる」ことだった。 社内恋愛に破れ、毎日顔を合…

エピ55 - とても口に出せない言葉

航空会社同志は競争相手であると同時に、業界のトレンドなどさまざまな情報を共有・交換する相手でもある。 とりわけ、東南アジア系航空会社間の競争は熾烈を極めるが、それでも密接な横のつながりがあることは世間一般では意外なことかもしれない。 事実、…

エピ54 - 地球上に一つだけのバッグ

人間誰だって勘違いする時はある。 その結果、 なんであんなこと言ってしまったんだろう? とか。 どうしてそう考えてしまったんだろう? とか後から思い悩んでしまう。 でも、記憶の糸をたどると大抵はその伏線があったりするものだ。 そして何とか自己完結…

杏子さんのお話 番外編 実はわすれてました

名取さん 生真面目感がいまいち表現出来ません。 無念のお披露目。よっちゃん食品工業 けんこうカムカム 40入出版社/メーカー: よっちゃん食品工業メディア: 食品&飲料購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログを見るソフビフィギュアのよっちゃん出版社…

杏子さんのお話 番外編 残り

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エピ53  のび太1号 2号

タンさんの日本語は夜の世界でかなり上達しているらしい。 楽しく飲んで日本語習得というやつだ。 丸さんとの会話が たまに日本語だけで成り立っている時があるのだ。 ただし、杏子に対しては相変わらず英語だけで、厳しいことばかり言う。 杏子以外のスタッ…

杏子さんのお話 しつこく続く番外編

ドライバーの三丸さんは 完璧に六角精児さんですな。 大木ぼんどとも言う?(カヌー)Canoe サンダル エッグヒール CL500TR (S, U:14.ホワイト×レッド×ブラック)メディア: ウェア&シューズこの商品を含むブログを見る(キーン) KEEN レディースサンダル NEW PO…

杏子さん 番外編 まだまだ続く

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杏子さん 番外編 続いてますよ

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エピ52  切れてないですよ!

いきなり朝から杏子の気分の害するような事件が起こった。ふと気が付くと、貨物課の二人が一緒に席を外していたようだ。 貨物課の電話が鳴り続けたので、仕方なく杏子が出た。 「オタク電話鳴ってるのに誰も出ないの?仕事なくなるよ!いいの?」 いきなり第…

エピ51 疑わしきは罰せず でも 自白

一般的に病欠の場合、有給と違って事前の申請は要らない。 むしろ、出来ないと言った方が正しいのだろう。 なぜなら、私明日病気になりますなんて言えるはずがないからだ。 1-2日の病欠なら事後に病気休暇申請を提出するだけで、診断書も必要ないのだ。 その…

エピ50 猫と鼠は仲良く喧嘩しな!

月曜日の朝っぱらから、杏子のデスクに向かって、ぬき足差し足と近寄ってくる四角い顔のおっさんが一人いた。 両手には、最近新発売の缶コーヒーを一本ずつ握っていた。 近くまで来て、やっと杏子に声をかけた。 「杏子ちゃん、忙しい?」 進藤さん以外の何者…

エピ49 裁判長、寛大なご措置に感謝します (その2)

翌土曜日、タンさんはリム夫妻とともにはとバス外国語ツアーの一日観光コースに参加した。 都内の主要観光地をバスで巡るツアーでガイドさんが英語で案内する。 杏子がタンさんに頼まれ予約しておいたのだ。 日曜日は、電車で鎌倉まで足をのばしたそうだ。 …

エピ49  裁判長、寛大なご措置に感謝します (その1)

タンさんの友人がプライベートで日本にやって来た。 彼もまたソラリア航空の社員だ。 タンさんとほぼ同期の入社で15年前、初めて配属された部署で机を並べた仲だと聞いていた。 タンさんとは、同じ中国系で、英国留学を経て、海外の政府機関でしばらく働い…

エピ48  真面目な珍味 その3 

一連の新人紹介の儀式が終わった後の午前中いっぱいは、名取さんは部下二人と打ち合わせ、皆川さんはかおりさんからの予約発券課の業務についてのブリーフィングの時間となった。 そして、ランチの時間になり、新人2人はタンさん、杏子とともにタンさんお気…

エピ48  真面目な珍味 その2 

杏子がカウンターを覗いて見ると、ちょうど誰もお客さんがいない状態だった。 かおりさん、香奈ちゃん、沙羅ちゃんの3人は静かにメールをチェックしている様子だ。 この隙を逃してはいけないと思い、杏子はすぐさま名取さんと皆川さんをカウンターの裏側へ引…

エピ48  真面目な珍味 その1 

名取さんと皆川さんが晴れてソラリア航空日本支社の一員となった。 初日は両名とも都内のオフィスに来ることになっていた。 そして、朝10時までにそれぞれカウンターにやって来た。 おそらくほぼ同時にやって来たようだった。 応対した沙羅ちゃんが内線で杏…

エピ47  嵐に紛れて

杏子は大体朝一番に出社する。 ところが、その木曜日は違っていた。 朝、エレベーターを降りて、ブラインドが下りたカウンターから光が漏れていることに気が付いた。 それまで一度たりともそんなことはなかった。 杏子が不思議に思いながら、奥の入口からオ…

エピ46 - 仇を恩で返す事は有りか否か

「玉無し」と言う言葉はもともと田中さんが思わず口走った言葉だった。 旅行代理店の支店長でやたらネチネチと田中さんに文句を言う人がいたそうで、 営業から帰って来た田中さんが水沢さんに大きな声で、 「あいつ男じゃないよ。まったく!玉無しだな。くそっ…

エピ45 - 理不尽でひんやりした関係

杏子はテナント会議でのカタカナ噛み噛み事件を田中さんに話してあげた。 田中さんは大爆笑だった。 「そんなもんなんだよね。人生ってさ。ものすごく頑張って準備して行っても思わぬところで足元すくわれるんだよ。そうかー、カタカナが読めなかったか。傑作…

エピ44 - 幹事の敵は漢字?

タンさんの旧正月の休暇から、空港スタッフと総務経理課長の採用に至るまでのほぼ1カ月半は、杏子にとって時間の感覚を麻痺させる以外の何物でもなかった。 個々の事柄は予定通りこなしていたはずだったが、すべて通り過ぎてふと振り返ると、1月の仕事始めの…

エピ43 - シートマスクと調教師

総務経理部長の方は思いの他すんなり決まってしまった。 田中さんはどの候補者も甲乙つけがたいと言っていた。 それは本当だった。 タンさんも同じようなことを杏子に話していたからだ。 だとすると、決め手は何だったのか? 杏子は折を見て田中さんに尋ねて…

エピ42 - 秘書のワイルドピッチ(暴投)

総務経理課長の面接は、何事もなく進んでいるようだった。 そして、タンさん、田中さん不在のオフィスはとても静かだった。 もっとも、田中さんに関しては、もともと日中は営業でいつも出かけたままだった。 ただ、朝と夕方の賑やかさでその存在感が印象付け…

エピ41 - 変貌の原因は髪型か体型か、それとも顔面?

採用面接当日、杏子はオフィスで電話番をすることになっていた。 面接に来る予定の人が、突然都合が悪くなり来られない場合や、到着が遅れそうな場合には、杏子に連絡するようにと案内を入れあったのだ。 遠方からわざわざ面接に来る人が3名いた。 電車が何…

エピ40 - 人情と冷静とモチベーション

タンさんも杏子もいつ採用面接があるか、また候補者が何人いるかなどは、誰にも口外していなかった。 なのに、いつの間にかオフィス全員どころか、空港にいる刈谷さんにまで知れ渡っていた。犯人は田中さんに間違いない。 やつはタヌキおやじだ。 と杏子は軽…

秘書の落胆 - 時は確実に流れるのだ (エピ39)

「ねぇ、杏子さん。あの外人、採用の件やってんのかな?」 田中さんが朝出社するなり杏子に尋ねた。 それは杏子も気にしていたことだった。 「どう考えても、まだみたいです。今のところ何も言ってない。戻って来てからまだ2日過ぎたところだから、これからなの…

秘書の落胆 - その袋なんの袋?気になる袋♪(エピ38)

日焼けしたタンさんが日本支社に戻って来た。 杏子はタンさんがビーチで過ごす光景がどうしても想像できなかった。 どうせ日常日焼けだろう。 勝手に決め付けた。 タンさんは心なしかパワーアップして戻って来たように杏子の目には映った。 そのパワーアップ…

秘書の休息 - 頭は使うためにある (エピ37)

タンさんが休暇に入ってもう1週間が過ぎてしまった。 つまり杏子にとっての楽園生活が半分終わったということだ。 楽しいときは時計も見ない。 ゆえに時間はあっという間に過ぎる。田中さんはすでにJapan Daily Newsという英字新聞に懇意にしている人がいて…